『萌えパチ業界万華鏡~焔』
裏の世界に染まる その3
掲載:2011/8/23 00:00
当時の裏モノ二代巨頭である
ハナスイと
鬼娘。
これに立ち向かうべく用意したバットとは・・・
トリプルクラウン30R
沖縄では最大の設置台数を誇るトリクラです。
しかも、
清龍ゲームジャパンから発売されたバージョンです。
※何故かトリプルクラウン系統は多数のメーカーから出てます
沖縄ではメジャーであっても、本土ではマイナー機種です。
裏モノ化する重要な要因の一つです。
さっそく、裏モノにすべく準備に入りました。
販売会社には、メーカーや総発売元から数ヶ月前には情報が入ります。
特に
マイナーメーカーは販売シェアを広げたいため、割と話を聞いてくれるんです。
それは
「卸価格」だったり
「見本機の貸し出し」だったりと、売るために最大限協力してくれます。
トリクラも社長が交渉し、
実機を格安で購入することになりました。
見本機では、貸し出し期間もありますし勝手に改造出来ませんからね。
しばらくして実機が届きました。
ノーマル状態では、レバーONで
バットが点滅したらボーナス確定のシンプルな台です。
一応、打ってみて気づいたのは左リールにチェリーを外す以外でスベリが発生したら小役かボーナス。
小役ハズレでボーナス確定。
告知ランプを隠して打てば、そこそこ楽しめます・・・
って、完全先告知の台で唯一の魅力を奪ってどうするw
届いた実機は動作テストをしたら、改造業者へ引き渡します。
裏ROMで製作できれば精度の高い裏モノが作れるのですが、弱小企業では無理。
結局、今回も
ハーネスを使用することになりました。
数日後、完成した仕込みハーネス入りトリクラが到着。
いよいよ、自分の出番です。