『原始、人はそれをボインと呼んだ』
裏ボインDX『我が闘争』
掲載:2011/7/14 22:55
ススキノ情報を期待されているという、名無しさんから感想メールをいただきました。
この場で具体的な店舗名はもちろん挙げられませんし、女性の方が閲覧されているかも知れません。
そう思っていたため、大変心苦しいのですが詳しい内容をアップすることは、考えていません…
…でした!!
せっかくのご要望なので、自粛のハードルを膝下くらいに下げて、初日の出来事だけでもアップしてみます。
ススキノは4店ハシゴしましたが、どこの店も文句なしの企業努力。
黄龍さん、私はその時ナニをドウしたか…ご覧に入れます。
♂First Impact♀
HAKODATE
まずハッキリいって…相当酔ってました―。
ここは函館市某所(といっても一軒だけらしいので、即検索可)の特殊浴場…。
その待合室で、FLASHのヌードをガン見しながら闘志を燃やす旅人鎧。
私の背中、はた目には絶対に大きく見えたはず。
本気で、
『誰でも出てこい!俺の首掻っ切ってみろ!』
そう思っており、好みのタイプも危険上等でボーイの男性にお任せしてました。
時を追う毎に増して行く、やってやる感。
やがて、
「ご用意出来ましたのでどうぞ」
慇懃なボーイの男性から声をかけられ、女性の元へ促されます。
いつもそうですが、内心ドキドキもので女性に目を向けると―?
年増のふくよかな女性が、アンパンマンスマイルでお出迎え。
…ま、まぁいいでしょう。
18才で踏み入れた異世界で、10年以上錬磨した中堅としてのプライドがあります。
オススメ嬢やポラのウソだって馴れっこ。
何より私には、前日に希志あいので取り戻したポジティブさもあります。
女性の見た目年齢から相当な功徳を積んでいるものと推量して、ここは技術に期待します。
~~30分後~~
あまりの拙さに、談笑タイムに突入…。
ぼったくり以外、私は支払いの対価をどの場合でも考えません。
一瞬でも日常の憂さが晴らせれば良いと思っています。
話してみると明るい女性で、私のつまらない冗談にも一つ一つ相槌を打って笑ってくれます。
いい人だなと思ったとき、アンパンマンが申し訳なさそうに呟きました。
「下手(へだ)でごめんね。経験少ないがらさ…」
よう言うた!
その正直な函館弁で、女性へ対する私の好意が俄然『愛』に変わりました。
魔法の言葉です。
魔女によって熊やカエルに姿を変えられた王子(にしては私、老けてます)の呪いが解ける、あのシーン。
好きだァ―ッ。
と言わんばかりに、でっかい腰へ猛然とタックル!
むしろ、がぶり四つ!
―こうして、函館の夜は暮れました。
お店の良し悪しは、どうしても最初に付いた相手に対する印象で決めてしまいがちです。
でも私は、牧歌的でいいお店だと思いました。
…以上、最初で最後の漫遊記でした。