『原始、人はそれをボインと呼んだ』
淫悩録
掲載:2011/6/29 00:05
『ウソ付きなさい!カマトトぶってんじゃないわよっ!』
~ゆうこりんに放たれた、おすぎ氏の口撃~より。
本文:
26日の枠下さんの更新を見てから、サクラ大戦を打ちたくて仕方ありませんでした。
マイスロを利用せず原作も知らず、『大戦』を『対戦』だと勘違いしていた程度の私が、なぜベタピン承知でサクラ大戦を打ちたいのか。
それはデートタイム中に流れる曲の、
くるっ♪
くるっ♪
くるっ♪
くるっ♪
苦しいナントカ~♪
という部分にクニャクニャしたい訳でも、ましてや革命チャンスの緊迫感でヒリヒリしてみたい訳でもありません。
なんとなくです。
―さて。
いまや多くの店舗で撤去されているサクラ大戦。
近場では唯一の設置店となってしまった『アッコんとこ』へ行きました。
普段であれば人が多すぎるので敬遠している店ですが、どうせ台を選ぶまでもない設定状況だと思いますので、構いません。
適当に着席。
給料日直後で資金があるゆとりからか、勝敗よりも単純にスロットを楽しみたいという気持ちでワクワクしています。
すると、
そんな老子のように自儘な心が、2Kで白BBを引き寄せます。
しかも大神カットインで7揃いが2回も付いちゃいました。
脳汁…じゅんっ。
だけにトドマラズ!
ボーナス終了後、興奮気味に叩いた1G目でベリベが揃って赤RB!
初のサクラフラッシュ体験で脳汁量は一気に最高潮へ達し、ビッショビショ。
しかもハズしたのは一回だけ。
このまま延々出続けたら、私は一体どうなってしまうのか。
『鬼イカセ』での大石もえ嬢の様に、失神するのではないかっ。
平静を装いながらも、内心では来るべき嵐の期待感に喘いでいると、両隣にマイスロ目的らしい若者が着席しました。
右隣→コクリコカスタム。
左隣→コクリコカスタム。
この2名の児童カスタマーが、私の出玉タイフーンをジメ~っとした梅雨前線に変えてしまうとは、この時は思いもよりませんでした…。
続く。
いえ。やっぱり完結します。
着席して間もなく、あろうことかこの2人は殆ど同時にプレミアムデートタイムを引いたのです。前回の牙狼に続いて、また挟まれました。
そして始まるビッグの連打。
エリカランプをビシバシいわせての上乗せ。
2人は早くも閉店コースの様相。
それに反してボーナスどころかベルさえ引けず…、SINの連打で現状維持(むしろ微減)な私…。
脳汁なんか枯れ果てました。
その代わり、
焦り
怒り
失望
哀しみ
あらゆる負の感情が脇汗となってシャツを濡らします。
そして―、
無ボーナスでARTを完走。
ストックの有無と高確転落の確認を終えると、フラット以下になってしまった下皿のメダル。
そしてそのメダルを虚ろな瞳で眺めながら、指でなぞる落伍者。
「このまま泣いて世界がぼやけたら、メダルも増えて見えるのに…。」
惰性で打ってメダルが尽きる頃、両隣は未だにデートタイム中でした。
右
あ~い♪
あ~い♪
あ~い♪
あ~い♪
左
くるっ♪
くるっ♪
くるっ♪
くるっ♪
終わり!