『酒と涙と本とパチスロ』
お返事36と日本酒話
掲載:2011/5/27 23:50
皆様、お疲れ様です。
ヒロオです。
今回は、頂いている感想メールにお返事を返したいと思います。
いつもであれば、ここで下らない前話を挟むところなんですけど、今回は趣向を変えまして、お返事を先に入れたいと思います。
【メッセージ】
お疲れ様です。山本ゆうじです。またまた久しぶりのメールですけど覚えてますか?相変わらずヒロオさんのブログだけは欠かさずみてますし、いつも素晴らしいなと思います!話は変わりまして、やっぱり暖かくなるとビールは最高ですよね!自分も第三のビールなんてって思ってた自分はどこへやら(笑)でも最初の一本は本物を飲むと決めています(笑)ヒロオさんに質問なんですが、去年の暮れぐらいに月桂冠月ってお酒を紹介してたと思うのですが、ヒロオさんが美味しいと言うなら飲んでみたいと思うんすけど、味は正直なところどうなんですかね?月桂冠月でお腹が満足出来ればお財布的に助かるなぁ~と思いまして(笑)ぜひ暇な時にでも種類は問わずオススメお酒&肴を教えて頂ければ嬉しいっす!これからも楽しみにしてるのでブログに稼働と頑張って下さい!
【ヒロオより】
山本さん、いつも感想メールを送っていただいて本当にありがとうございます!
>相変わらずヒロオさんのブログだけは欠かさずみてますし、いつも素晴らしいなと思います!
おお、あなたが神か…
嬉しくて小躍りしてしまいますが、さすがに「素晴らしい」は言い過ぎだと思いますよ。
>でも最初の一本は本物を飲むと決めています(笑)
その気持ち、よくわかります。やっぱり最初の一杯、と言うか一口は格別ですものね。
実は、私は最初は「第三」から始めてレベルアップさせていくという山本さんとは逆の飲み方をしています。
理由は、最初に本物の旨いビールを飲んでしまうと舌が慣れてしまって、その後に飲む発泡酒や第三のビールが不味く感じられてしまうから…です。
>質問なんですが……
ここからは、山本さんのご質問に答えることを兼ねて、日本酒についての話を少しさせていただきたいと思います。
まず、ご質問にありました月桂冠の「月」の味についてですが……
私は、「月」の味が「
普通の日本酒として飲める下限の味」である、と考えています。
これは「月」を貶して言っているのではなくて、むしろ、「あの値段でこれだけ普通の味が出せる」ということを誉め称えて言っているつもりです。
が、「旨い日本酒が飲みたい」という方には、残念ながらオススメできる酒ではないかな…とも思います。
要は、「毎日日本酒飲むし、不味くなけりゃまあいいや」という私のような人間のためにあるような酒ということですね。
山本さんがどのような日本酒をお求めなのかは完全にはわかりかねますが、文面から察するには、「旨い日本酒」をお求めのように感じますので、「月」よりは上のランクの酒を探してみた方が良いように思います。
では、私が旨いと思う日本酒の銘柄は?となると、結構答えるのは難しい…ですね。
過去に飲んで旨かった酒をパッと思い浮かべてみると、『獺祭』
(山口県)『十四代
(本丸)』
(山形県)辺り、それと一回しか飲んでいないので記憶が薄れてきていますが、福島の『又兵衛』も旨かった覚えがありますね。とりあえず思い付いたのはこの辺りですが、残念ながらこれらは結構値がはる代物ですので、特別な何かがないとなかなか手は出しにくいです。
ただ、最近は一合単位でそこそこな値段で出している居酒屋なども見かけますので、そのようなところで試してみるのも一興かと思います。
では、お手頃価格で旨い日本酒は?…となると、これまた難しいですね。
酒の好みは人それぞれですし、酒文化とはその土地々々でそれぞれ根付いているものですし。
私は東北生まれの人間ですから、やはり東北の酒が口に合うようで、その中でも選ぶなら…
これとかですね。
『一ノ蔵』無鑑査本醸造辛口です。
特別、「凄い旨い酒」という訳ではないですけど、癖が無くサラリとしていて、ある程度どんな肴でも相手に出来る酒だと思います。
値段も四合で900円弱と非常にお手頃ですし。
さらに、東北の酒の中でもかなりメジャーなものなので、比較的手に入れやすい方かなとも思います。
それと……
と、残念ながら容量が限界に近づいてきてしまいました。
申し訳ありませんが、二つに分けさせていただきます。長くなりましたが、もう少々お待ち下さい。
ということで、それではまた後ほど…。