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上を向いて歩こう
 
涙がこぼれないように
 
思い出す春の日……♪
 
 
3月11日――震災に遭った杜の都のホールに戻って来ました。
パラパラと崩れる外壁。全て横倒しになった駐輪場の自転車。地震の後、どんよりとした空からは、ぼた雪が降り始め、30分ほどで止むと、今度は薄気味悪い西日が射して来た事を覚えてます。
 
日が落ちてから帰宅を決意し、道路に出ると、信号機すら消えて市街地は真っ暗闇。歩道は思い思いの方向に進む人の群れで溢れており、1キロ進むのに1時間かかる有様だったんですよねえ。
後の報道で震災の規模を知った時は、ホントに良く無事で帰って来れたもんだなあと……。
 
現在、杜の都では全てのホールが営業再開には至っておらず、閉めたままの店舗があちこちに散見されます。
未だにこの状態なのは、物資不足や倫理観の問題ではなく、資金面の問題だと思いますが……。
 
そんな状態ですから、ホール状況には期待しておりません。ただ、震災以前には、自地区の状況が悪い時にはこちらで稼働をと考えていただけに状況を確認せずにはおれなかったのです。
 
うん……確認した結果、あまり良くないですね……。
今日の時点では打てないなと……(汗)。
 
でも、市内北部までホールを見て回ると、震災前とあまり変わらないと感じるホールもありましたし、営業を再開出来ていないホールの近隣他店は客量が若干増加したようにも思います。
 
全てはこれから……ですかねえ?
ホールに限らず様々な業種の営業が正常には戻っておりませんが、営業を再開した店舗は正常化に向けて着々と歩みを進めていると感じます。
もっとも、今はフードサービス休止中のネカフェに潜り込んで、この記事を書いてたりするんですけどね……(汗)。
 
一刻も早く正常化しますように。
 
頑張れ宮城県!