『スカイ・ロック・ゲート☆』
収束の考え方
掲載:2011/5/7 00:40
さっぱり収束しませんね……原発は。
毎朝、カーラジオから流れる
環境放射能測定値。
もはや、SFの世界です。
さて――
本当は、通常確率時に100,000G試行してから掲載を考えていたんですが、今後、打つ機会は少なそうだという事と、メールをくれた読者さん的には実例を求めていたと思われるので、自分の稼働結果を掲載します。
CR新海物語Withアグネス・ラムMTM
[総G数]
・61073G
通常G数:37995G
確変G数:10338G
時短G数:12740G
[初当たり確率]
・148/50735(1/342.8)
[トータル確率]
・408/37995(1/_93.1)
[大当たり内訳]
_2R確:_35
15R確:260
15R通:148
【投資】
767,500円
【獲得玉数】
286,281コ
【収支】
+372,200円
【仕事量】
+412,368円
【誤差】
-8.16
1月末には誤差-40まで行っていたものの、この試行数でここまで収束したのは幸運な方かな?
ほぼ完全に収束させるには約4,700,000G――1日2000G×月20日稼働の専業で約10年かかる
新海Withアグネス・ラムMTMのスペックではありますが、誤差10%以内を目標にするなら、約100,000Gで足ります。
上記の専業さんなら50日――約2ヶ月半って所です。
ちなみに、自分のデータで誤差が10%――15R当りが42コ足りなかったとしても、収支はプラスですよね?
完全に収束しなくても、浮く台を打つ。
それが、パチンコの立ち回り。
自分が打つ台程度のクオリティでもこれですから、より高いクオリティの台を打ち、月200h以上の稼働量も維持出来ている方は、それこそガツガツ稼いでいるのではないでしょうか。
自分のデータは、状況が良い地域の専業さんなら1ヶ月でこなせる稼働量です。
また、
「収束する前に台が撤去されるのではないか?」という疑問をお持ちの方もおられるでしょう。
しかし、それも心配ご無用。
誰もが相性が良かった機種と、悪かった機種の記憶をお持ちのはずです。
前者は確率以上に引けた機種――期待値以上に勝てている機種。
後者は確率以下でしか引けなかった機種――期待値以下の機種ですね。
要するに遊技台個々の大当り確率は収束しなくても、機種を跨いで積み上げた期待値の形に収束するのです。
(念のため、機種の相性の良し悪しとは、打った結果論としてそうだったという話であって、最初から相性の良い機種と悪い機種が決まっているわけではありません)
なお、確率の収束について、先に実例を挙げなかった理由は言うまでもなく、
他人の実例とは気休めに過ぎないからです。
牙狼-RED-で80,000発出した人の話を聞くと、自分も80,000発出るのか!?
新海Withアグネス・ラムSAGで1000Gハマッた人の話を聞くと、自分も1000Gハマるのか!?
答は否。断じて否!!
いつかは、他人の実例と似た経験をする事もあるかもしれません。
しかし、収束の過程は人それぞれなので、自分が40,000G未満の試行で誤差2%に収まった例を挙げても、それが万人に当て嵌まるとは到底言えないのです。
まあ……理論より、実例で気休めを挙げた方が説得力がある場合も多々見受けられるわけで、そう思ったからこそ、この記事を書いているんですがね……。
最後に、確率は収束しない派が掲げて来ると思われる、
外部、もしくは内部からの不正な出玉操作について述べておきます。
実はこれ……過去ログ
『確率って収束するの?』を読んだ、応用力のある読者さんなら気付いたはずですが、確率の性質を利用すれば不正な出玉操作は見抜けるんです。
不正を行っているホールの遊技台は収束しませんから……確率が(爆)!
40台フル稼働のホールなら、1週間でほぼ完全に収束するデータが揃いますし、個々の台についても2ヶ月半もデータを取れば誤差10%以内に収まるはずです。
(この辺りの事は3年前にも一度書きました。また、上記はミドルスペックでの目安)
自地区では15年前――とあるホールが外部からの不正な出玉操作により検挙されました。
新聞にも載った話です。
ですから外部、もしくは内部からの不正な出玉操作が100%無いとは申しません。
しかしね……不正を疑いなからホールに通う人の気持ちが自分には分からないし、不正を確信しつつ通って負けてたりしたら、もう何を考えているやら……?
あ、勝っている方は、あくまでも個人の責任で、その道を貫き通して下さいね。
自分は楽しんでいる人まで確率論者にしたいとは思ってません。
何故、勝てないかの理由をホールやメーカーの不正に求めたり、勝つためにインチキ攻略法販売会社にすがる人を見るのが忍びないと感じているだけです。
己が負けている事に納得がいかないという方は、一度、ホール、稼働した台共にデータを取ってみると良いかもしれません。
面倒ですが、具体的なデータを提示してもいないのに、もっともらしく語られるネット上の風評に心悩ませるよりずっと良いと自分は思います。