『スカイ・ロック・ゲート☆』
不滅の魂の共演
掲載:2011/4/16 10:10
今日は急遽お休み。
自地区シネコンが、ようやく復旧したのです。
オーズ・電王・オールライダー
レッツゴー仮面ライダー
観に行って来ましたよ~♪
いや~、今作はライダー大ピンチなんですね。過去に例が無いくらい追い込まれます。
一体、どうやってこのピンチを切り抜けるのかと――。
途中の展開に、ちと涙したのは内緒です(照)。
それにしても、今回は歴代ライダー集結が早かったなと?
前回の集結は
『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』でしたから、約2年ぶりです。
その前が約22年前の
『仮面ライダーBLACK RX』。
要するに前回は20年の間が空いたのに対し、今回はその1/10だったという。
これは、平成ライダー10周年と、仮面ライダー40周年という節目が近かったからですが、時間を旅する
『電王』と次元を旅する
『ディケイド』というキャラクターの参入も意味合いとして大きかったのではないかと思います。
これらの設定を使えば、別の物語であるライダー同士の共演が容易に実現出来ますからね――。
ちなみに、仮面ライダー30周年の企画は映画
『仮面ライダーアギト PROJECT・G4』で、これ以降、夏のライダー映画が定番化しました。
20周年は後に
『牙狼』を世に送り出す事になる雨宮慶太監督の作品
『仮面ライダーZO』です。
単独ライダーの企画ばかりですから、やはり
『電王』や
『ディケイド』の存在意義は大きいなと♪
(単に自分が、電王好きなだけかもですが……)
余談ながら、映像化されていない他ライダーとの共演作にはこんな物もあります。
S.I.C.HEROSAGA
ハイクオリティな可動フィギュア、S.I.C.シリーズのディオラマを用いたビジュアルストーリーです。
映画
『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』の後日譚に当たり、まんまと生き延びていたネガタロスがゼロライナーを急襲。
たまたま通り掛かった老人の記憶から、1971年4月3日に逃走してしまうというもの。
その老人というのが立花藤兵衛で、記憶にあった日付は、オートレースのトレーニング中の本郷猛をクモ男が今まさにさらおうとしているその時だったから、もう大変。
デンライナーの面々は、ショッカーやネガタロスが連れて来た過去の精鋭怪人部隊と戦う羽目になり、岩石大首領の猛攻に切羽詰まった時に現れたのはあの――。
というお話です。
作中、まだ人間である本郷猛は藤兵衛をかばって殺されてしまい、「このまま人間として死なせてやるべきか、それとも――?」と葛藤する藤兵衛が切ない……。
仮面ライダー 正義の系譜
PS2のゲームソフトです。
とある地熱発電所を舞台に、時間をまたいで同時に進行する悪の陰謀。
1号、V3、BLACK、アギトは、それぞれの時代で悪と対峙して行くという仕組み。
発売されたのは
『電王』『ディケイド』以前でしたから、こういう形で異なる時代のライダー同士が共演を果たしたのを斬新に思いました。
CGなので役者の年齢的な問題もクリアされており、ドラマ部分も当時そのままのイメージで楽しめましたしね。
声は勿論、本人です。
敵の通信設備を使って、過去のアギトの力を持った人々――ライダーと交信した津上翔一が「仮面ライダーアギト!」と名乗るシーンには思わず血の温度が上がってしまったり(笑)。
実は、平成シリーズでライダーという呼称が出て来るのは
『龍騎』から。
それ以前の
『クウガ』『アギト』では、絶対に作中でライダーと名乗らないのです。
とりとめがなくなって来ましたが、ヒーローの共演は正にお祭り♪
次の共演は8年後でしょうか?
きっと、その頃には被災地も復興しているはずですしね――。
楽しみです。