『スカイ・ロック・ゲート☆』
節電、節電
掲載:2011/3/22 00:10
過去ログで述べた『風評被害』が、ついに実害となって現れ始めました。
自地区、
牛乳・野菜の出荷自粛――。
安全基準の暫定値を超える放射能が検出されてしまったのだから仕方ありませんが、これによる第一次産業従事者の
経済的損失はかなりのものです。
自分の実家もヤラれました。
原子力災害のもたらす不安・恐怖、そして経済的損失――。
たまりません。
o(_ _;)↓↓↓
ところで、ホールの営業に関する皆からのバッシングは、
「不謹慎というより節電しろよ!」という所にあるのではないかというご指摘を頂戴しました。
え~と、同じ事です。
この状況で節電に協力しない企業は慎みが無い、すなわち不謹慎って事ですから。
しかし震災後、これから復興して行かねばならないという時に、企業がその営みを自粛・短縮という形で止めるのは経済的にマイナスの行為でしかありません。
ただ……換金を始め様々なグレーゾーンを抱えるパチンコ・パチスロ産業は、有事において矢面に立たされやすいのですね……。
要するに営業の自粛・短縮、暖房の温度を下げたり、照明を落としたり、メール・折り込み広告の自粛というのは市民感情を考慮した上での策だと思います。
ちなみに、このように関心の高い節電――。
西日本は商用電力の周波数の問題。北海道は送電ケーブルの問題により、あまり効果の高い被災地支援策にはなっておりません。
関東圏の電力不足の最たる要因は福島第一原発の事故によるもの。
(自地区は関東圏の電力の1/3を賄っていたエネルギー産出県です)
東北の電力不足は女川原発、新地火力といった発電所が津波の被害を受けて停止中であるため。
支援とか協力という言葉を使われるので、誤解している方も多いのですが、節電というのは被災地より電力会社に対する支援であり、協力なのですよね。
(現在、被災地は計画停電の対象になっていないので、被災地に対する協力という意味合いも出て来ましたが……)
何にせよ、復興には電力の確保が急務。
節電というキーワードの元、ホールがバッシングされなくなった時に、ようやく復興したと言えるのではないかと?
娯楽産業は、人々の生活に余裕があってこそですもんね……。
ホント、今回の震災には色んな事を考えさせられてます。