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【枠下蒼7】
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『萌えパチ業界万華鏡~焔』
地震によるマインドコントロール
掲載:2011/3/14 00:20

昨日あたりから、アメブロで【拡散希望】というタイトルで記事が多数アップされてます。
 
それはもう、アップしない奴が悪者みたいな感じで。
 
内容は過去の災害からの教訓、心構え、緊急時に利用出来るサイトなど。
 
確かに重要な情報だと思います。
 
阪神淡路大震災の時と違い、携帯電話やインターネットの普及で日本全土がネットワークで繋がってます。
 
さらに、今回の大震災で一層強くなっています。
 
まるで、日本国民全てが一つの方向に向かっているように。
 
これは悪いことではないと思いますが、少し冷静になってもらいたい。
 
この状態で誤報や悪質なデマが流れたら?
 
そんな心配が現実となったようです。
 
 
ヤフーニュースより。
 
ネットでデマ拡散「次は近畿」「有害物質の雨降る」 
産経新聞 [3/13 07:56]
【東日本大地震】
 
東日本大震災をめぐっては、被災地の詳細な情報が伝わらない中、ネット上では事実無根の情報が飛び交った。「次の震源地」や「有害物質の雨」などを指摘する内容だが根拠は薄弱。枝野幸男官房長官も12日夕の会見で冷静な反応を呼びかけたが、デマの拡散は収まらなかった。
 
「近畿のプレートが小さくなってこれが元に戻ろうとする。明日明後日は近畿の方は警戒してください」「阪神大震災後には女性暴行が増えた」-。ミニブログ「ツイッター」では、地震発生直後からさまざまなデマが広がった。
 
千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災について、「有害物質が雨などと降るので注意」とする書き込みやメールが拡散。
 
コスモ石油が「そのような事実はない」と否定するコメントをウェブサイトに掲載する騒動もあった。
 
12日午後には福島第1原発周辺で放射性物質が検出され、炉心溶融(メルトダウン)の可能性が指摘されても真偽不明の発言は相次ぎ、「原発から100キロ圏内にいる子供にはヨウ素剤を飲ませた方がいい。とろろ昆布があれば食べて」という書き込みや、「スーパーで客がすごい勢いで食料を買いあさってる」「脱出できる方は今すぐ新潟から西へ避難を」と混乱をあおる書き込みも広がった。
 
こうした情報の多くには「拡散希望」などという一言が添えられ、利用者がさらに広めてしまうという悪循環につながっている。 
 
 
実は、自分も昨日の更新内容に「女性は公衆トイレに一人では行かないで」と書きました。
どうやらデマのようでしたので、削除しました。
 
怖いのは、世の中が地震という恐怖にマインドコントロールされてしまっていること。
被災しなかった地域の方のほうが過剰に反応してしまってる気がします。
 
「こんな時にパチンコをするな」
「営業する娯楽施設は非常識」
「義援金や救援物資を送らないやつは非国民」
 
こういった声も出てきてしまうのは仕方がないのでしょうか?
けれども、娯楽施設の方にも生活があります。
「被災者のことを考え、営業を自粛します。今月末の給料はありません」で従業員は納得しますか?
 
娯楽関係が非常識なら、マニアックスを始めとする娯楽サイトは一時閉鎖をしなくてはなりません。
ブロマニも書けなくなっちゃいます。
 
 
脱線しちゃいましたが、無事な地域の方は
「地震にマインドコントロールされず、冷静な判断」
「普通の生活の有り難みを再認識」
これが大事なのではないでしょうか。
 
怖いのは国民感情が戦時中みたいになってしまうことです。
 

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