『スカイ・ロック・ゲート☆』
ホールも苦しみます
掲載:2010/12/24 23:00
グランドオープンしたO店の釘もついにシマり、年内はあと1~2回稼働出来れば良いかなあという感じです。
いよいよ終わりですね、2010年――。
昨年は使えていたホールが次々と閉店&低貸専門店に転身した年だったので、
「これほど稼働環境が激変した年は無い」みたいな事を年末に書いた気がしますが、はっきり言って今年の方が凄かったです。
その最たる要因は
一物一価で、地域的に等価になってしまった事。
等価がどう厳しいかの詳細は、過去ログで散々愚痴って来たので省きますが、「望みの時給に足りない分は技術介入で足す――」なんて立ち回りが安直に成立しない世界である事は確かです。
換金差益が無いため、普段の調整自体出玉率100%を超える事が少ないし、技術介入に対する対策も店員から注意を促されるのも目茶苦茶早い!
もう、とてもパチだけじゃ稼働量を維持出来ません。
ε=( ̄_ ̄;)
春以降、スロ稼働が増え始めた当初の理由はそれだったんです。決してスロの状況が良いからではなかったんですよ。
もっとも、パチの稼動が業界レベルで崩壊して以降は、本当にスロの方がマシって話になりましたがね……。
さて――
そんな感じで、
専業的に稼働の維持に苦しんだ等価という環境ですが、それはホールにとっても同じです。
換金差益が無くなった分、今までと同じ調整で同額の利益を得るのは無理。
単純にスタートを落とす。スタートは落とさず出玉(TY)を削る……etc。ホールによって調整傾向は様々ですが、結果的に客がお金を使うスピードが上がり、お金の使い直しをする機会も増えました。
そして、潤沢な資金を持っている方が少ないこのご時世、ホールの稼動率は大きく落ちる事に……。
こう書くと打ち手にとって悪い事のようですが、換金差益が無い環境、すなわち持ち玉比率を考慮せずとも良い環境ですから、理論武装が十分ではない方の中には、等価になって以降
『負け額の減少~勝ち組への転身』という形で収支が改善された方もいたはずなんですよねえ。
突っ込みの速さと利益率(還元率)は単純に比例しないって事です。
何はともあれ、利益ゼロのチャラ線までシメた途端、稼動が垂れはじめたO店の状況を見て、本当に等価ってのはホールにとっても大変な環境だと思いました。
そこで、夏頃騒がれた
換金合法化の話――。
遊技業法改正案の中に盛り込まれたものの、結局は現行法遵守の方向でうやむやになってしまいましたが、
「等価交換は射幸性の高い営業だ」などと浅はかな認識をしている議員のお先生様がいらっしゃるうちに、
『not等価な形』で法制化された方が良かったんじゃないかってのは不届きな考えなんでしょうか?
……
( ̄▽ ̄;)
不届きですね……スイマセン(汗)。