『萌えパチ業界万華鏡~焔』
入替自粛あれこれ
掲載:2010/6/1 23:40
今回は、岐阜県の
「入替自粛」に纏わる話題です。
変態ぱちんこ大好き店長から、お話を聞きました。
岐阜県の周辺、近隣各県の遊技組合単位で
「岐阜の自粛期間中は岐阜県にはチラシを入れないでおこう」という取り決めがあったそうです。
つまり、岐阜県人が新台に餓えているから、刺激するのは控えましょうと。
しかし、あくまでも罰則がない紳士協定。
この店長のホールは、橋を渡れば愛知県。
自粛前から商圏としてチラシを岐阜まで入れてくる店舗。
まあ、これは普段通りで岐阜の勝手な自粛に付き合うこともないのかな。
問題なのは、
この機に乗じて岐阜方面に配布範囲を拡大している店舗だそうな。
確かに岐阜が勝手に自粛し、組合単位でチラシは控えましょうと何の強制力もない取り決めです。
資本主義であるから、自由競争です。
だから、今までチラシを入れてない地域に投入して集客するのは間違いじゃありません。
でも、岐阜の自粛を逆手に取ったような行為には不快感を感じます。
昔から、パチンコ業界は足並みが揃いません。
この店舗も
「自分の店舗さえよければ」という考えなんでしょうね。
足並みが揃わないから、他に重要視しなくてはならない事項にも取り組めません。
例えば、フィールズや三洋、ニューギンなどが当たり前のように行う抱き合わせ販売や機歴販売。
横の繋がりが出来ていれば
組合単位での不買運動も出来るはずです。
もっとも、出し抜こうとする店舗が出てくるのは間違いありませんが。
そして、無駄な買い物のツケはプレイヤーに跳ね返ることになります。
不景気で、数多くの店舗が廃業を余儀なくされている今こそ、足並みを揃えて横の繋がりを強化すべきではないでしょうか。
ちなみに、この店長のところには十数枚の愛知県からのチラシが入ってくるそうです。